Adobe XDは初めての方でも簡単に使えるUI/UXデザインツールです。
初心者~中級者向けのスターターキットもダウンロードできるため、初めての方でも安心して利用できる点が魅力です。
この機会にぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか。
本記事ではAdobe XDを無料で利用する方法やインストール方法などについて解説しています。
Adobe XDとは
webサイトやアプリを作成するためのUI/UXデザインツールです。ワイヤーフレーム、デザインカンプ、プロトタイプを作成し、クライアントや制作チームと共有できます。これまで難しかったとされる、ディレクターやプランナーでもアイデアをすぐに落とし込むことが可能です。
2016年にベータ版が公開され、2017年に正式リリースされました。
これまではPhotoshopやIllustratorがwebデザインの主流でしたが、画面遷移が確認できる機能やアニメーションを付ける機能など、よりwebデザイン制作に特化した機能が付いているため、効率的にワイヤーフレームやデザインが作成できる点などから、現在ではwebデザインにおける中心的なツールの1つとなっています。
Adobe XD を無料利用する方法
Adobe XDは「スタータープラン」という無料で利用できるプランがあります。
「スタータープラン」ではいくつかの制限が付きますが、有料版と同等の機能を利用することが可能です。
Adobe XD の無料版(スタータープラン)と有料版の違い・比較
スタータープラン | 単体プラン | コンプリートプラン | |
---|---|---|---|
料金 | 無料 | 1,298円/月 | 6,248円/月 |
共有デザインスペック | 1 | 無制限 | 無制限 |
共有プロトタイプ | 1 | 無制限 | 無制限 |
ストレージ(クラウド) | 2GB | 100GB | 100GB |
PDF書き出し | 2回 | 無制限 | 無制限 |
ビデオ書き出し | 2回 | 無制限 | 無制限 |
ドキュメント履歴 | 10回 | 30回 | 30回 |
Adobe Fonts | 基本ライブラリ | 全フォントライブラリ | 全フォントライブラリ |
料金やサービスの内容については変更になる場合がありますので、最新情報はAdobeの公式サイトを確認ください。
Adobe XDの有料版は7日間無償体験が可能
XDのみ利用可能な「単体プラン」や20以上のアプリが利用可能な「Creative Cloud コンプリートプラン」はいずれも有料となりますが、7日間の無償体験利用が可能です。お試し目的で無料の「スタータプラン」では物足りない方は無償体験を利用することも検討しましょう。
Adobe XD【無料版】 スタータープランのダウンロード・インストール手順
下記よりAdobe公式サイトへアクセスします。
Creative Cloud Desktop Appがインストールされている場合は下記の画面が表示されます。
ダイアログ画面が表示されるので、【Creative Cloud Desktop Appを開く】をクリックしてます。

Creative Cloud Desktop Appがインストールされていない場合は、下記をご覧いただきインストールを行いましょう。
Creative Cloud Desktop Appが起動すると、ログインしている場合は下記のように自動的にインストールが開始されます。
ログインしていない場合はAdobe IDでログインするとインストールが開始されます。

インストールが完了するとAdobe XDが起動します。下記画面のように画面右上に「スタータープラン」と表示されていれば、「スタータープラン」のインストールは成功です。

公式サイトで「無料で入手」ボタンをなどをクリックした際に、「スタータプラン」ではなく、有料版である7日間無償体験へと誘導されまる場合がありますので、間違わないように注意しましょう。
Adobe XDの基本的な使い方【画面構成】
Adobe XDのアートボードについて
Adobe XDでは複数のアートボードを一枚のスペース上に並べて作業を行います。
起動後の画面内にある「新規ドキュメントを作成」から「Web 1920」をクリックして新規ドキュメント(アートボード)を作成しましょう。

Adobe XDの画面構成について
Adobe XDの作業スペースの構成は以下の図のように分けられています。各パネルの役割については下記の通りとなります。

❶ メインメニュー | 「ファイル」「編集」など一般的な操作が可能です。 |
❷ モード切替パネル | 「デザイン」「プロトタイプ」「共有」モードを切り替えます。 |
❸ ツールバー | 各種ツールの選択・切り替えが可能です。 |
❹ プロパティインスペクタ | 選択中のアートボードまたオブジェクトのプロパティのを編集できます。 |
❺ アートボード | オブジェクトを配置できるエリアです。 |
❻ ライブラリ | 各種素材等を共有・管理するパネルを表示します。 |
❼ レイヤー | ドキュメントの内のすべてのアートボード・オブジェクト及びグループを表示します |
❽プラグイン | プラグインを管理するパネルを表示します。 |

