Jupyter NotebookはPythonプログラムをWebブラウザー上で動かすことのできるツールで、プログラムや実行結果などをまとめて管理することが可能です。
本記事ではJupyter Notebookの最低限覚えておくべき使い方について解説しています。
Jupyter Notebookの起動方法
画面右下の【スタート】メニューのプログラム一覧から【Anaconda3(64-bit)】をクリックして、【Jupyter Notebook(Anaconda)】をクリックします。
既定のブラウザーが自動的に開き、Jupyter Notebookの画面が表示されます。
※Jupyter Notebookの画面も同時に起動しますが、操作は行わないためそのままにしておいて問題ありません。
既定のブラウザーを変更したい場合は下記の記事を参考にしてみてください。
「ノートブック」を作成する
Pythonのプログラミングを行うにはJupyter Notebook上で「ノートブック」を作成する必要があります。
画面の右上にある【New】をクリックし、【Python3】をクリックします。
Webブラウザー上に新規タブが追加され、「ノートブック」が作成されます。
「Untitled」というファイル名で「ノートブック」が新作作成されていることが分かります。
タイトルを変更したい場合は「Untitled」をクリックすると、変更画面がポップアップしますので、任意の名前を付けて「Reaname」ボタンをクリックします。
プログラムを書いて実行する方法
簡単なプログラムを書いて実行してみましょう。
ここでは画面上に「test」の文字を画面上に出力するプログラムとして解説します。
「In [ ]:」と表示されているエリアにプログラムコード「print(‘test’)」を記述します。
ツールバーの「Run」ボタンをクリックすることでプログラムが実行され、画面上に「test」が出力されます。
Jupyter Notebookの終了方法
画面上部にあるメニューバーの【File】→【Close and Halt】をクリックします。
ホーム画面が表示されるので、画面右上の【Quit】ボタンをクリックすることで終了することが可能です。
ブラウザを閉じても問題ありませんが、正しい終了の仕方を覚えておきましょう。