Microsoft Edge のキャッシュを定期的にクリアしていると、毎回手動でキャッシュクリアをするのが面倒なため、コマンドやショートカットを使って簡単に実行したり、自動化したい人も多いのではないでしょうか。本記事ではMicrosoft Edge のキャッシュクリアをコマンドや設定で自動化する方法やショートカットで簡単にクリアする方法を解説しています。
ショートカットキーで素早くキャッシュクリアする方法
Microsoft Edge では、Ctrl+Shift+Deleteキーで、キャッシュの削除画面を開くことが可能です。
自動でキャッシュクリアされるように設定する方法
Microsoft Edge にキャッシュを残したくない場合は、設定することで、終了時に自動で削除することが可能です。
Microsoft Edge を起動し、画面右上にある❶の【 … 】 を選択し、❷の【 設定 】をクリックします。
設定画面の左側メニュー項目の❸の【プライバシー、検索、サービス】をクリックし、右側の画面にある❹の「閲覧データをクリア」の【 ブラウザーを閉じるたびにクリアするデータを選択する 】をクリックします。
❺の【キャッシュされた画像とファイル】の項目のスイッチをオンに切り替えます。
以上で設定は完了です。
Microsoft Edge 設定で自動化させる場合は、キャッシュがクリアされるのは Microsoft Edge を終了したタイミングです。
コマンドを使用してキャッシュをクリアする方法
Windowsのコマンドプロンプトから以下のコマンドを入力してENTERキーを押下します。
del /F /S /Q "%LocalAppData%\Microsoft\Edge\User Data\Default\Cache\*"バッチファイルでキャッシュをクリアする方法
キャッシュをワンクリックで削除するための、コマンドを実行するバッチファイルを作成します。
以下のコードをテキストエディタで開き、cache_clear.bat等の名前でデスクトップなど実行しやすい場所に保存します。
@echo off
del /F /S /Q "%LocalAppData%\Microsoft\Edge\User Data\Default\Cache\*"
echo Cache cleared.保存したバッチをダブルクリックして実行することで、キャッシュは自動的にクリアされます。
