Windows に標準で搭載されているSnipping Tool(スニッピングツール)は無料で利用できるスクリーンショット機能です。普段、Windowsでキャプチャーを取得する際に、Printscreen で保存されている方も多いと思いますが、「Snipping Tool」がおすすめです。Windowsユーザーにとって非常に便利なツールであり、スクリーンショットの取得と編集が簡単に行えるため、日常的なツールとなっています。
本記事では、そんな便利なSnipping Tool を使いこなすための使い方などを丁寧に解説していきます。
Snipping Tool とは
Snipping Tool(スニッピングツール)は、Microsoft Windows オペレーティングシステムに組み込まれているスクリーンキャプチャツールの一つで、Windows 7/8/8.1/10/11に標準搭載されています。
画面やウィンドウの一部を選択してスクリーンショットをキャプチャとして取得し、画像として編集や保存ができる機能が備わっています。シンプルで使いやすいツールであり、追加のソフトウェアやスキルも必要としません。
Snipping Tool のダウンロード
Snipping Tool(スニッピングツール)は、Windows に標準で搭載されているツールのため、ダウンロードする必要はありません。Snipping Tool の起動方法を確認しながら起動してみましょう。
誤ってアンインストールしてしまった場合は、再インストールすることが可能です。また、正常に動作しない場合などに、再インストールや修正・リセットすることで、問題が解決する可能性がありますので、以下の方法を試してみましょう。
Snipping Tool の起動方法
Windows 10
スタートメニュー横にある検索バーに、「Snipping Tool」と入力して検索を行い、「Snipping Tool」を起動できます。
または、スタートメニュー内の「Windows アクセサリ」から「Snipping Tool」からも起動できます。
起動すると、以下の画面が表示されます。
Windows 11
スタートメニュー横にある検索(虫眼鏡のアイコン)をクリックして、検索バーに「Snipping Tool」と入力して検索を行い、「Snipping Tool」を起動できます。
または、スタートメニューの「すべてのアプリ」から「Snipping Tool」を起動できます。
起動すると、以下の画面が表示されます。
Snipping Tool の使い方
Windows 10 での操作例
スタートメニュー横にある検索バーに、「Snipping Tool」と入力して検索を行います。
検索結果に「Snipping Tool」が表示されるので、クリックして立ち上げます。
Snipping Toolウィンドウが開くと、キャプチャしたい領域を選択します。
モードボタンをクリックしてキャプチャしたい範囲を選択します。
- 自由形式の領域切り取り…ドラッグして任意に選択した範囲を取得
- 四角形の領域切り取り…ドラッグして任意に選択した四角形の範囲を取得
- ウインドウの領域切り取り…特定のウインドウを選択して取得
- 全画面領域切り取り…フルスクリーンとして画面全体を取得
新規作成ボタンをクリックします。画面全体が半透明になり、領域の取得が開始できるので、取得したい領域を選択します。
取得した領域が画面に表示されるので、必要に応じて編集後、ファイルに保存または共有します。
Snipping Tool の再インストール方法
「切り取り領域とスケッチ – MicrosoftStoreアプリ」のページにアクセスします。
ダウンロードボタンをクリックして、「切り取り領域とスケッチ Installer.exe」のダウンロードを開始します。
ダウンロードした「切り取り領域とスケッチ Installer.exe」をダブルクリックしてインストールを開始します。
Snipping Tool を修正・リセットする方法
スタート(Windows)を右クリックし、「アプリと機能」を選択します。
アプリ一覧の「Snipping Tool」右側にある︙(3点リーダー)をクリックし、「詳細オプション」を選択します。
リセットの項目にある修正ボタンをクリックします。
完了後「Snipping Tool」が正常に使用できるようになったか確認を行います。
修正で解決しない場合は、リセットの項目にあるリセットボタンをクリックします。
完了後「Snipping Tool」が正常に使用できるようになったか確認を行います。