Windows 10 で、グループポリシーの設定を確認・変更する際に、ローカルグループポリシーエディターを使用しますが、起動方法が分かりにくいため、本記事ではローカルグループポリシーエディターを開くための方法を解説するとともに、 設定の使い方などを解説しています。
ローカルグループポリシーエディターの開き方・起動方法
コントロールパネルから起動する
タスクバーにある【スタート】ボタン(Windowsアイコン)右側にある❶の検索ボックスを選び、「コントロール パネル」と入力します。

検索結果の一覧から❷の【コントロール パネル】を選択します。

コントロールパネルが開いたら、右上の❸の検索ボックスにて、【グループポリシー】と入力し、Enterキーを押します。検索結果から❹の【グループポリシーの編集】をクリックします。

ファイル名を指定して実行( Win + R )で起動する
【 Windows + R 】キーを押し、【ファイル名を指定して実行】を開き、❶の名前に【 gpedit.msc 】と入力して、❷の【 OK 】ボタンをクリックします。

検索ボックス( Win + S )から起動する
【 Windows + S 】キーを押し、❶の検索ボックスに【 gpedit.msc 】または【グループポリシー】と入力します。

検索結果に表示された【グループポリシーの編集】をクリックして起動します。

エクスプローラー( Win + E )のアドレスバーから起動する
【Windows + E】キーを押し、エクスプローラーを起動します。
エクスプローラーの❶のアドレスバーに【 gpedit.msc 】と入力してEnterキーを押します。

PowerShell / コマンドプロンプト( Windows + X )から起動する
【Windows + X】キー押し、クイックアクセスメニューを開き、【 Windows PowerShell 】を起動します。
❶に【 gpedit.msc 】と入力してEnterキーを押します。

ローカルグループポリシーの構成
ローカルグループポリシーは以下の2つで構成されています。
コンピューターの構成 | ユーザーの構成 |
---|---|
コンピュータの起動時に適用されるポリシーを設定します。 | ユーザーがログオンしたときに適用されるポリシーを設定します。 |
ポリシーが反映されない場合は、コンピュータポリシーなのかユーザポリシーなのか、適用される条件がコンピュータが認識された時、またはユーザが認識された時であるという違いを理解しておきましょう。
ローカルグループポリシーの設定方法
ローカルグループポリシーエディターでは、コンピューターのセキュリティを向上させたり、機能制限するなどが可能です。ローカルグループポリシーの設定例を見ていきましょう。
【設定例】コントロールパネルとPC設定へのアクセスを禁止する方法
❶の【コントロールパネルとPC設定へのアクセスを禁止する】の項目をダブルクリックします。

❷の【有効】を選択し、❸の【OK】ボタンまたは【適用】ボタンをクリックします。

【設定例】WindowsUpdateの自動更新を無効化する
【コンピュータの構成】→【管理用テンプレート】→【Windowsコンポーネント】にある❶の【Windows Update】の項目をダブルクリックします。

❷の【無効】を選択し、❸の【OK】ボタンまたは【適用】ボタンをクリックします。
