Windowsには異なる端末(パソコン・タブレット等)から他の端末へネットワークを介して接続し、遠隔操作する機能が用意されています。この機能はリモートデスクトップと呼ばれ、デフォルトでは機能が無効化されているため、有効化するまで利用できません。
本記事では、Windows10でリモートデスクトップの接続を許可する設定の手順と接続方法を解説していきます。
リモートデスクトップはWindows10/11 Home には対応しておりませんのでご注意ください。
リモートデスクトップの接続を許可する設定手順
❶の【スタート】を右クリックして、表示されたメニューから❷の【システム】をクリックします。
画面左側をスクロールし❸の【リモートデスクトップ】を選択し、❹の【 リモートデスクトップを有効にする】をオンにします。
以下のメッセージが表示されるので【確認】ボタンをクリックします。
【詳細設定】へのリンクの下に【このPC名を使用してリモートデバイスから接続する】という欄があるので、このPC名をメモしておきましょう。接続時に指定するPC名になります。
次に【リモートデスクトップを有効にする】の少し下にある【詳細設定】のリンクをクリックします。
【コンピューターの接続にネットワークレベル認証の使用を求める】にチェックを入れて「オン」に切り替えます。
リモートデスクトップ接続時に認証を行うことでセキュリティを高める効果があるため、特に理由がない限り「オン」に設定しておきましょう。
他のパソコンからリモートデスクトップ接続する方法
Windows10から他パソコンのWindows10へリモートデスクトップで接続する方法について解説していきます。
WindowsのPCへのリモートデスクトップ接続では、Mac、iOS、Android用がアプリが用意されており、アプリストア入手することができます。
【スタート】のアプリ一覧から❶の【Windowsアクセサリ】を開き、❷の【リモートデスクトップ接続】を起動します。
表示された【リモートデスクトップ接続】の❸のコンピューターの欄にPC名を入力して、❹の【接続】ボタンをクリックします。
接続先がリモートデスクトップを有効化していない場合や電源が入っていない場合は、接続できないため注意しましょう。