間違って大切なファイルをごみ箱に入れて、ごみ箱を空にしてしまい完全にデータを失ってしまったことはないでしょうか？
実は、間違って削除してゴミ箱を空にしてしまっても、そのファイルはパソコンから完全に消えた訳ではなく、ファイルが見えなくなっているだけです。
その為、間違ってファイルを削除してしまった場合でもファイルを復元することが可能な場合があります。本記事では、ごみ箱から削除したデータを復元する方法について解説していきます。
下記の場合は、紹介する復元が有効な場合がありますので試してみましょう。
- ごみ箱からデータを完全に削除した場合
- Shift+Deleteを同時に押して削除した場合
- ごみ箱の容量を超える大容量のデータを削除した場合
- ごみ箱のプロパティにて「ごみ箱にファイルを移動しないで、削除と同時にファイルを消去する」を設定している場合
「ごみ箱を空にする」で消失したデータを復元する
「ごみ箱を空にする」をクリックしてしまった場合、「データ復元ソフト」を使うことで簡単に取り戻すことができる場合があります。
「EaseUS Data Recovery Wizard」などのデータ復旧ソフトを利用しましょう。「EaseUS Data Recovery Wizard」は復元できるデータの容量制限がありますが、無料で利用できるツールのひとつです。以下からダウンロードが可能です。
EaseUS Data Recovery Wizard の使い方
ソフトウェアを起動後、ごみ箱をスキャンするを選択してスキャンを開始します。
スキャンが完了するまでしばらく時間がかかる場合があります。
スキャンが完了すると、スキャン結果一覧のファイルが表示されるため、復元したいファイルを選択します。
復元したファイルを選択後、画面右下の復元ボタンをクリックします。
ファイルの保存先の指定画面が表示されるで、任意の場所を指定して保存しましょう。
ファイルの復元処理が開始されますので、完了するまで待ちましょう。
ファイルの復元が完了すると、完了画面が表示されるので、復元ファイルを見るボタンをクリックします。
指定した場所に紛失ファイルというフォルダが生成され、その中に復元したファイルが復元されていることが確認できます。
以上で、ファイルの復元は完了です。
ごみ箱の中から復元する【元に戻す方法】
パソコン上で削除されたデータは一時的に「ごみ箱」に格納されます。復元したいデータが、ごみ箱の中あるかどうかを確認してみましょう。データがある場合は、ごみ箱の中からデータを復元する手順は非常に簡単です。
デスクトップにある「ごみ箱」をダブルクリックして開きます。
復元したいデータを右クリックし、元に戻すを選択します。
データが元の位置に復元されます。
