WordPress Popular Postsをインストールしたがウィジェット設定画面にて、保存できない場合の対処についてご紹介します。
下記のように、保存をクリックしてもくるくる回るだけで、一行に保存ができない場合です。
保存できない原因はセキュリティ設定のWAF
WAF設定とはウェブアプリケーションの脆弱性を衝いたサイト改ざんや情報漏洩を防ぐためのセキュリティ対策のひとつです。
レンタルサーバーなどの場合、WAF設定機能が標準で設定されているため、これが有効になつていると発生することががあります。
この設定を無効にすることで保存できるようになります。
ロリポップの設定変更方法
ユーザー専用ページからセキュリティのWAF設定へ進みます。
ドメイン毎に設定状況が表示されるので、「有効」になっている場合は、これを「無効」に切り替えます。「無効にする」を押下すると、WAF設定が無効になります。
※注意
WAF設定を無効にすることはサイト改ざんや情報漏洩のリスクを高めることになるため、「WordPress Popular Posts」の設定完了後は、WAF設定を「有効」に戻すことを推奨します。
WAF設定を変更したくない場合は「ショートコードでウィジェットを設定する方法」があります。
ショートコードでウィジェットを設定する方法
「WordPress Popular Posts」にはパラメーターという項目があり、phpコードとショートコードが用意されています。
これを利用してウィジェットに直接書き込むことで表示させることが可能です。
プラグインのパラメーター一覧からショートコードを作成し、ウィジェットでカスタムHTMLにショートコードを入力するだけです。
パラメーター一覧からショートコードを作成
パラメーター画面から利用したいショートコードを確認します。
例えば、「過去30日の閲覧数の多い投稿を10件までサムネイル付き(90×65)で表示する」といった場合は以下のコードを利用します。
パラメーター
- [wpp range=’last30days’]
- 指定した期間範囲
- [wpp limit=10]
- 表示される投稿の最大数
- [wpp thumbnail_width=90 thumbnail_height=65]
- 投稿サムネイルを表示
上記のショートコードを組み合わせて使った場合以下のようになります。
[wpp stats_views=0 range='last30days' limit=10 thumbnail_width=90 thumbnail_height=65]
カスタムHTMLでウィジェットに設置
管理画面の「ウィジェット」の設定画面にて「カスタムHTML」でショートコードを挿入して「保存」を押下します。
以上で完了です。
※ショートコードは投稿記事内に直接貼り付けることで投稿文内などにも表示することが可能です。