Microsoft Edge ではIEモードを使用することで、Internet Explorer用に構築・最適化されたWebサイトやアプリケーションを、Microsoft Edgeを使って確認することが可能です。
本記事ではMicrosoft EdgeでのIEモードの使い方と設定方法などについて解説していきます。
Microsoft EdgeのIE(Internet Explorer)モードとは
Microsoft Edgeが持つIE互換表示機能を指します。Internet Explorerで動作するWebサイトやアプリケーションを、Internet Explorerのエンジン(表示の仕組み)を使って表示することができます。
Microsoft Edge を IE モードで使用する場合は、Windows と Microsoft Edge を最新バージョンで利用しましょう。 IE モードが正常に動作しない可能性があります。
IEモードを利用するために機能を有効化する
Microsoft Edgeの画面右上にある❶の【…】アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から、❷の【設定】をクリックします。
設定画面が開いたら、左側メニューの中から❸の【既定のブラウザー】を選択します。
右側の画面が切り替わるので、【Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可】の欄にある、❹のプルダウンメニューから【許可】を選択します。
表示された❺の【再起動】ボタンをクリックして、Edgeを再起動します。再起動するとIEモードが有効になります。
IEモードでページを開く方法
IEモードでページを開くには、設定メニューからIEモードへ切り替える方法と、対象のページ(URL)を登録する方法があります。
設定メニューからIEモードに切り替える方法
Microsoft Edgeを起動して、IEモードで開きたいページを表示します。
Microsoft Edgeの画面右上にある❶の【…】アイコンをクリックし、メニューの中から❷の【Internet Explorerモードで再読み込みする】を選択します。
ページが再読み込みされIEモードでページが表示されます。
❸の【完了】ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じましょう。
【次回、このページをInternet Explorerモードで開く】をオンにしておくと、次回より自動でIEモードへ切り替えて表示できます。※30日間有効
IEモードで開きたいページを登録して自動化する方法
Microsoft Edgeの画面右上にある❶の【…】アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から、❷の【設定】をクリックします。
設定画面が開いたら、左側メニューの中から❸の【既定のブラウザー】を選択します。
右側の画面が切り替わるので、【Internet Explorerモードページ】の欄にある、❹の【追加】をクリックします。
❺にIEモードで開きたいページのURL(アドレス)をhttpsまたはhttpも含めて入力し、❻の【追加】ボタンをクリックします。
以上でページの登録は完了です。登録したURLを開いて確認してみましょう。
登録したページがIEモードで自動的に開く期間は30日間です。
IEモードを解除する方法
ポップアップバーからIEモードを解除する方法
IEモードで表示中にページ上部に表示される❶の【Microsoft Edgeで開く】をクリックすると、IEモードが解除されMicrosoft Edgeでの表示に戻ります。
設定メニューからIEモードに解除する方法
Microsoft Edge の画面右上にある❶の【…】アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から、❷の【Internet Explorerモードを終了する】をクリックします。
登録されたURLを削除して、登録解除する方法
Microsoft Edgeの画面右上にある❶の【…】アイコンをクリックし、表示されたメニューの中から、❷の【設定】をクリックします。
【Internet Explorerモードページ】に登録されているページ一覧の中から、解除したいURLの横にある❸の【ごみ箱】ボタンをクリックします。