Windows10/11に標準で搭載されているWindows Defenderは無料で利用できるセキュリティ機能です。
本記事では、Windows Defenderの有効化・無効化の設定方法とできない時の対処方法について解説しています。
Windows Defender の有効化・無効化設定
ショートカットキーでWindows +Iを押して、Windows の設定画面を開きます。
パネルメニューの下部にある更新とセキュリティをクリックします。
左側のメニュー内のWindowsセキュリティをクリックします。
次に、Windowsセキュリティを開くをクリックします。
Windowsセキュリティの画面でウイルスと脅威の防止をクリックします。
次に、右側の設定の管理をクリックします。
「リアルタイム保護」のスイッチをオンまたはオフに切り替えてWindows Defenderを有効または無効を設定できます 。
有効化できない・無効できない時の対処
状況によって、Windows Defenderの有効・無効の切り替えができないことがあります。
切り替えが上手くいかない場合は、以下の手順でWindows Defenderの有効化・無効化を試みてましょう。
有効にできない時の対処方法
Windows を再起動する
Windows の設定関連でトラブルが発生した際は、まずは再起動で直ることが多いため、まずはWindowsを再起動を試してみましょう。
再起動、上記ので紹介した手順で Windows Defender の有効化を試してみてください。
セキュリティソフトを停止またはアンインストールする
Windows Defender は他のセキュリティソフトを使用している場合に、自動的に無効化される場合があります。無効化されてしまうと、Windows Defenderの設定項目が表示されなくなるため、別途インストールしているセキュリティソフトがある場合は停止してみるか、一度アンインストールを試してみましょう。
無効にできない時の対処方法
スタートアップで無効にする
タスクバーを右クリックしてタスクマネージャーを選択して、タスクマネージャーを起動します。
「スタートアップ」タブを選択し、一覧にある「Windows Security notification」をクリックで選択後、右下にある無効にするボタンをクリックします。
レジストリエディタで無効化する
タスクバーのスタートメニューを右クリックして、メニューからファイル名を指定して実行を選択します。
「regedit」と入力してOKボタンをクリックします。
レジストリエディタが開いたら、以下のフォルダを指定して開きます。
コンピューター\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender
右側のフォルダ名を右クリックして、新規からDWORD(32ビット)値をクリックして、値を作成します。名前は任意で問題ありません。
作成した値をダブルクリックして編集ウィンドウ開き、「値のデータ」に1と入力してOKボタンをクリックします。
レジストリの編集が完了したら、レジストリエディタの画面を閉じて、Windowsを再起動します。
セキュリティソフトをインストールする
セキュリティソフトをインストールすると、Windowsの仕様により、セキュリティ対策をインストールしたセキュリティソフトに任せるようになるため、Windows Defenderが自動的に無効化される場合があります。
ソフトウェアで無効化する
Windowsオペレーティングシステム上で動作するセキュリティソフトウェアであるWindows Defenderの設定を制御するためのユーティリティソフト「Defender Control(デフェンダーコントロール)」を使用することで停止や設定のカスタマイズが可能です。